プロボクシング前WBOアジアパシフィック(P)・スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王者・村田昴(29)が17日、自身のインスタグラムで、帝拳ジムから元世界3階級制覇王者の長谷川穂積さん(45)が会長を務めるKOBE長谷川ボクシングジムに移籍したと発表した。

 村田は「この度、3月5日に帝拳ジムからKOBE長谷川ボクシングジムへ移籍させていただきました。

前回の敗戦を機にじっくり考え初心に返りたいと思い地元でトレーニングできる環境を作りたく、移籍の決断をさせていただきました」と表明した。

 村田は今年2月、WBOアジアP王座3度目の防衛戦で、ガブリエル・サンティシマ(フィリピン)に0―3判定負け。王座から陥落し、2021年6月のプロデビュー以来の連勝が10でストップした。村田はインスタで「帝拳ジムでは本田会長をはじめトレーナーの皆様、ボクサーの仲間や沢山の方にお世話になり、多くの出会いと貴重な経験をさせていただきました。心より感謝しています」と古巣に感謝の気持ちを示すとともに、「新たな環境で、これまで学んだことを活かし、さらに成長できるよう新たに頑張ります。これまで支えてくださっていた皆様本当にありがとうございました。これからもより一層努力いたしますので、応援よろしくお願いいたします」(いずれも原文ママ)と投稿した。

 村田は1996年10月19日、和歌山・紀の川市生まれ。アマチュア時代に全日本選手権など4冠を獲得した。アマ戦績は68勝12敗。2021年6月にプロデビュー。ボクシングの“聖地”米国ラスベガスで2回TKO勝ちで初陣を飾った。

24年10月には山崎海斗(六島)に9回TKO勝ちしてWBOアジアP王座を獲得。25年5月には元IBF世界スーパーバンタム級王者・小国以戴(角海老宝石)に6回TKO勝ちしてデビュー以来、10戦10勝10KOをマークしていた。

 村田は11歳になる年に長谷川さんが所属していた真正ジムでボクシングを始めており、長谷川さんは村田にとって「憧れのボクサー」。帝拳ジムのトレーナーで元世界2階級制覇王者の粟生隆寛さんも「頑張れよ」と炎の絵文字を付けてコメントするなど、かつてのジムメートらは、村田の新たな門出にエールを送っていた。

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