コンプライアンス違反が問題となり昨年1月27日から芸能活動を自粛しているフリーアナウンサーの生島ヒロシ(75)が、文化放送の新番組「生島ヒロシの日曜9時ですよ~」(4月5日スタート、日曜・前9時)で復帰することが17日、発表された。

 生島が同局でレギュラー番組を持つのは初めて。

田中博之社長はこの日、定例会見で「TBSラジオ時代のご実績がある。きちんとリスナーと向き合って、番組がうまく進行されていた。それを支えているリスナーとの関係が非常に良好で、卓越した技術をお持ちだと思っていました」と起用理由を説明。「心と体と財布の健康」をテーマに、人生100年時代を豊かに生きるヒントを提案する番組内容を明かした。

 番組スタッフに対して声を荒らげたことなど、生島のコンプライス違反について、同局も慎重に対応した。昨年6月、ラジオ復帰を希望する生島側からアプローチを受けた際には「さまざまな条件をクリアしなければいけません」と返答。それを受け、生島は自主的にアンガーマネジメント講習を受講。慈善活動にも励み、さらに同局が条件として求めたコンプライアンス研修も複数回、受講して修了した。

 田中社長は起用にあたり生島に「同じようなことは、起こさないでいただきたい」と申し入れた。世間からの厳しい声にも「真摯(しんし)に向き合っていかなければいけない」と毅然(きぜん)と対応するつもりだ。「ラジオパーソナリティーとしての力が、このまま、ある種、何の説明もないまま終わってしまうよりは、放送を通じて、良き方向に向かうように」とラジオ業界を長く支えてきた功労者に対する敬意も起用につながった。

 番組は生放送ではなく、収録。

これから初回の収録を行う予定で、生島本人の言葉でコンプライス違反について説明するのか、同局は「慎重に検討する」としている。

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