プロボクシング金沢ジムの金沢英雄会長が14日、直腸がんのため、大阪市内の病院で死去した。78歳。

葬儀・告別式は近親者で執り行われた。

 金沢氏は現役時代、東洋(現東洋太平洋)スーパーウエルター級王者で引退後、大阪に金沢ジムを創設。WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守(現徳山ジム会長)、WBA世界スーパーウエルター級暫定王者・石田順裕(のぶひろ、現石田ジム会長)の2選手を世界王者に育てたほか、東洋太平洋スーパーフライ級王者・小島英次、日本同級王者・田中聖二ら地域、国内王者も輩出した。

 西日本ボクシング協会会長も務めたほか、いじめ撲滅を目的としたスパーリング大会も開催するなど、ボクシングに情熱を注ぎ続けた人生。近い関係者よると、昨年10月ごろから体調を崩し、今年2月に末期の直腸がんが判明したという。

 訃報に際し、金沢会長のもとで世界王座を計9度防衛した徳山がこの日、スポーツ報知の電話取材に対応。「金沢会長の無謀とまで言われたマッチメイクのおかげで、自分は練習に打ち込んで、強くなれた。何度もぶつかったが、今は感謝しかない。金沢会長の恩に報いるためにも、今後は自分が徳山ジム会長として後進を育て、ボクシング界を盛り上げていきたい」とコメントした。

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