卓球女子で2021年東京五輪混合ダブルス金メダルの伊藤美誠(スターツ)が14、15日に自身の名を冠したジュニア大会「伊藤美誠杯 ワールドチャレンジ」を長野・千曲市で開催した。男女計221人が参加。

女子は中学2年の石田心美(石田卓球N+)が2連覇を飾った。「2連覇を達成することができて本当にうれしい。五輪で金メダルを取られた方が、目の前にいて下さってすごい。(大会開催に)とてもありがたいです」と声を弾ませた。

 決勝では、力のあるフォアドライブを武器にカットマンの瓜生日咲(うりう・ひさ、木下アカデミー)を3―0で下した。24年パリ五輪団体銀、シングルス銅メダルの早田ひな(日本生命)を指導した石田大輔氏がベンチに入り、石田を支えた。石田は将来の夢を「憧れは早田ひな選手。伊藤美誠選手からもメンタルを学んでいる」と掲げ、伊藤美誠杯から世界に羽ばたく。

 男子では、岡田蒼空(東京・成立学園中)が決勝で丹波颯音(愛工大明電中)を3―0で退け、初優勝を飾った。「めっちゃうれしいです」と喜びを語った。子供たちの間でも「みま杯」と定着しつつある今大会。岡田は「伊藤美誠選手は五輪で優勝されている選手なので、尊敬しているし、自分の目標。

(大会があることで技や戦い方)試せるいい機会になりました」と感謝の思いを込めた。

 伊藤美誠杯は、伊藤が大会会長として「現役選手であるうちにプレーを見せたい」との思いから今年で3年目の開催を迎えた。大会の合間に東京五輪でペアを組んだ水谷隼氏をゲストに招き、参加者を対象にした講習会を実施。地元の高校生を中心とした112人のボランティアも準備段階から携わった。伊藤は「大会の運営スタッフも含め、本当に多くの方が動いて下さって感謝しています。4年目、5年目と頑張って行きたい」と、今後に向けても決意を述べた。

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