◆WBC 決勝 米国―ベネズエラ(17日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)
17年大会以来となる世界一奪還を狙う米国が、土壇場でB・ハーパー内野手の豪快な一発で追いついた。2点を追う8回2死一塁から右腕マチャドの150キロのチェンジアップを完璧に捉えると、バックスクリーンに飛び込む同点2ランとなった。
米国は昨季メジャーデビューした有望株のマクリーン(メッツ)が先発。だが、両軍無得点の3回にはガルシアの中犠飛で先制を許し、5回には先頭アブレイユにソロを被弾し、2点のビハインドを背負っていた。
米国代表は23年の第5回大会では決勝で日本に敗れて準優勝。17年の第3回大会では頂点に立ったが、過去5大会で優勝したのは1度だけで、雪辱に燃えている。主将を務めるMVP3度のジャッジ、同2度のハーパーの「MVPコンビ」が、待望の初出場で中軸を担う。捕手史上最多60発のローリー、大谷と本塁打王を争ったDHシュワバー、若きスター遊撃手ウィット、昨季35発のバクストンら爆発力は圧倒的だ。
一方、初優勝を目指すベネズエラは、18年に新人王、23年にMVPを大谷とそろって受賞したアクーニャが1番打者として打線を牽引。22~24年に3年連続首位打者を獲得したアラエスら実力者がそろう。1次ラウンドを2位で突破し、準々決勝では前回王者の日本に勝利。2年連続でゴールドグラブ賞に輝いている守備の名手・アブレイユが、決勝の特大3ランを放つなど、3本のアーチで8得点し侍投手陣を粉砕していた。










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