◆WBC 決勝 米国2―3ベネズエラ(17日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ベネズエラが初優勝を果たした第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の全日程が終了し、大会の最優秀選手が発表された。MVPには、M・ガルシアが輝いた。

今大会は26打数10安打、打率3割8分5厘、7打点、OPS・970の好成績を残した。グラウンドで行われたセレモニーで発表されると、球場からは大歓声とともに「MVP!MVP!MVP!」とMVPコールが起こった。

 決勝は17年大会以来2度目の優勝を狙う米国と、初進出で初優勝を期すベネズエラが激突。ベネズエラが両軍無得点の3回にガルシアの中犠飛で先制すると、5回には先頭アブレイユがソロで2点を先取するなど、優位に試合を進めた。だが、ハーパーが8回に起死回生の同点2ラン。直後の9回にはベネズエラがE・スアレスが左中間へ勝ち越しの二塁打を放ち、最後は守護神のD・パレンシアが3人でピシャリと締め、逃げ切った。

 また、ベストナインも発表され、指名打者部門ではドジャース大谷翔平投手(31)が2大会連続の選出となった。ベストナインは以下の通り。

 ▽一塁 アラエス(ベネズエラ)=打率3割8厘、2本塁打、10打点

 ▽二塁 チュラング(米国)=打率3割6分4厘、5打点

 ▽三塁 ※ガルシア(ベネズエラ)=打率3割8分5厘、1本塁打、7打点

 ▽遊撃 トーバー(ベネズエラ)=打率4割7分1厘、8安打、2盗塁

 ▽捕手 ウェルズ(ドミニカ共和国)=打率2割6分7厘、2本塁打、5打点

 ▽外野

 アンソニー(米国)=打率2割8分、2本塁打、7打点

 タティス(ドミニカ共和国)=打率4割、2本塁打、11打点

 ノリ(イタリア)=打率4割、2本塁打、6打点

 ▽指名打者 大谷翔平(日本)=打率4割6分2厘、3本塁打、7打点

 ▽先発

 スキーンズ(米国)=2勝0敗、防御率1・08、8回1/3、7安打、1四球、9三振

 ウェブ(米国)=2勝0敗、防御率1・04、8回2/3、5安打、1四球、11三振

 ノラ(イタリア)=1勝0敗、防御率1・00、9回、8安打、2四球、8三振

 ※はMVP

 ◆マイケル・ガルシア 2000年3月3日、ベネズエラ生まれ。2016年にアマチュアFAでロイヤルズと契約。22年7月15日のブルージェイズ戦でメジャーデビュー。23年に三塁の定位置をつかみ、25年にはオールスターに初選出され打率2割8分6厘、16本塁打、74打点、23盗塁とブレイク。

同年にゴールドグラブ賞も獲得した。元ロイヤルズのA・エスコバーはいとこにあたり、ロナルド・アクーニャも親戚。185センチ、81キロ。右投右打。

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