大相撲春場所11日目(18日、エディオンアリーナ大阪)

 横綱・豊昇龍(立浪)は関脇・高安(田子ノ浦)を引き落とし、横綱初優勝へ2敗をキープした。

 豊昇龍は気持ちは熱く、頭は冷静だった。

時間前の仕切りで高安から視線を向けられ、にらみ合いとなった。「絶対に先にそらさない。そこから勝負が始まっている」と火花を散らしたが、取組では「熱くなったけど、熱くなるより落ち着くことを考えた」。立ち合い、相手のもろ手突きも頭に入れていたという。そこから左を差されて後退したが、土俵際で左にかわして引き落とした。「しっかり集中できて、落ち着いていて良かった」と語った。

 支度部屋では12日目の対戦相手に話題が及んだ。「まだ見てないんで。(部屋に)帰ってからの楽しみにする」と穏やかに話していたが、報道陣の雰囲気に「霧島か」と察した。1差で単独トップの関脇・霧島(音羽山)との大一番。それでも「残り4日間、一日一番を大事にして、いい相撲を取っていって、結果がついてくればいい」と足元を見据えた。

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