バスケットボール◆B2リーグ第25節 愛媛オレンジバイキングス97―96ベルテックス静岡(18日・静岡市中央体育館)

 西地区最下位のベルテックス静岡は愛媛に接戦の末、96―97で敗れ、プレーオフ(PO)進出の可能性が消滅した。リーグ残り13試合で、ワイルドカード(チャンピオンシップ進出追加枠)2位・鹿児島とのゲーム差が14となり、PO出場圏内に入れなくなった。

 ベルテが“終戦”を迎えた。2点リードの第4クオーター残り1・9秒に愛媛のシャキール・ハインズ(32)の3点シュートがリングに吸い込まれた。ベルテの最後のオフェンスは不発に終わり、悔しい逆転負けを喫した。

 執念は見せた。最大12点リードされたが、ジワジワと追い上げた。94―94の残り7・5秒でSGサイモン拓海(26)がフリースローを2本決めて勝利をつかみかけた。「フリースローは何も考えずに打った。最後に決められて、がっかりだった」と、うつむいた。

 愛媛戦前日に、PG橋本竜馬(37)が左腓(ひ)骨骨折で今季2度目のインジュアリー(故障離脱者)リスト入り。163センチの司令塔・PG山本愛哉(22)や今季ここまで全試合出場していたSF林翔太郎(30)ら主力がコンディション不良でベンチを外れる中、残ったメンバーが死力を尽くしたが、最後の最後で白星が手元からこぼれた。

 森高大ヘッドコーチ(36)は「今季、中央体育館での最後の試合だったので勝ちたかったけど、選手はやるだけのことを出してくれた」と、健闘をたたえた。B2昇格3年目で初めてPO進出を逃したことについては、「これで100パーセント消えたけど、前から言っているように、プロとして目の前の試合に全力を尽くすだけです」と、話した。

サイモンも「あと13試合、全力を尽くす、とうメンタルでやっていきたい」と、自らに言い聞かせるようにつぶやいた。

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