世界のトップブレイカーが集うブレイキンのワールド・チャンピオンシップ「FUJIFILM instax Undisputed」 Tokyo World Finalが21日、ニューピアホール(東京・港区)で行われる。本大会の見どころとして挙げられるのが、チーム戦で争われるクルーバトル。

京都の名門で2023年覇者「Body Carnival」のメンバー(NARUMI、AYUMI、TOA、haruto)が、クルーバトルや大会の魅力、意気込みについて語った。【後編】

 ブレイキンを取り巻く環境は近年大きく変わっている。メディアの露出も2024年の前から大幅に増えてきた。

 AYUMI(以下『A』)「テレビや新聞の媒体で取り上げてもらった機会が多く、その影響でブレイキンを始める子どもが増えたことは実感しますね。京都はもともと(ブレイキンをやる子どもが)少ないけど、京都でも増えてきたように感じます。地方の方々に聞いても、そういう話はよく耳にしますね」

 「Body Carnival」では子ども向けのスクールを2019年4月からスタート。今年の本大会はジュニア部門でもクルーバトルを取り入れている。

 A「今回ジュニアもクルーだと聞いて、すごくありがたいと思いました。小さい子がソロで出場する大会は多いけど、複数人で踊る機会を、こんなUndisputedのような大きい大会でやっていただけるのは、子どもたちにとってメチャクチャいい経験になると思う。複数の方がお互いを高め合いながら踊ることができる。チームメートのダンスを見て、元気もらって『絶対に次がんばろう』という気持ちも大きくなる。私もソロとクルーを両方やっているけど、クルーの方がエネルギーはめちゃくちゃ大きくなります」

 NARUMI(以下『N』)「もともとブレイキンのルーツはクルーバトル。

派閥というか、ファミリーの思想から始まって2on2や1on1に形を変えてきた。ソロは応援してくれる人が支えになるとはいえ、メンタルがポキッと折れることもある。ただクルーバトルは自分がポキッと折れると、その空気が充満しちゃうから、折れないようにがんばるようになる。私の中でソロとクルーバトルは別物ですね」

 大会において最大の魅力ともいえるクルーバトル。競技スペース以外でもブースでチェキの撮影ができるなど、エンターテインメント性を追求しているのもまた、「Undisputed」の大きな特徴だろう。

 TOA「以前の大会で当時のメンバーと撮ったチェキを家に飾っています。今とはメンバーが違っていたりするから。思い出を残せるのも大会の魅力ですね」

 haruto「僕はそういったことは…」

 N「harutoは年齢の割に落ち着きすぎているのよ。ウチらくらいの年齢みたい。私はおととし、ケガで出場できなかった時に集合写真だけ混ぜてもらった。その写真を見ると『メチャクチャ足引っ張った年やったなあ』というのを思い出しちゃうよね」

 21日にいよいよ開催される本大会。3年ぶりの優勝という最高の思い出を心にも形にも残すべく、「Body Carnival」は今年も勇躍東上する。

【プロフィール】

Body Carnival

京都を拠点に2005年結成。日本を代表するオリジナルクルー。強い結束力から成り立つユニークな連携技は世界から高い評価を得ている。また若い世代の育成にも注力しており、日本のブレイキンを語る上では欠かせない唯一無二のブレイク集団。

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