日本維新の会代表でもある吉村洋文・大阪府知事は19日正午ごろ、大阪府庁で報道陣の囲み取材に応じた。

 「大阪の未来のために副首都にふさわしい都構想を実現させてもらいたい」と、今年2月の大阪市長とのダブル選挙で訴えた吉村知事だが、都構想制度を議論する「法定協議会」設置は、大阪維新の会の市議団の反対もあって横山英幸大阪市長は議案提出を見送っている。

 府議会ではこの日、総務常任委員会が開かれ、大阪維新の府議団も継続審議についての態度を決定する姿勢だが、吉村知事は「僕はポジティブに受け止めています。議論は深めていくべきだと思いますが、市議会において『提出できる状況にない』と。そしてまた大阪維新の会においても内部で、関係を深めて理解を得られるようにしたい。みんな都構想には賛成ですので。(問題は)そのプロセスですから。しっかり合意形成が整えられるよう議論を深めていくのが重要。リミットは5月(の議会)ですので」と語った。

 5月の市議会で可決し、府議会でも続くのが目標だが、吉村知事は「5、6月の議会で法定協が設立できなければ、ダブル選挙でお願いした公約はできないということになります。そうならないようにできる限りのことをやっていきたい。大阪の副首都は絶対プラスで、やるべきだと確信しています」とし、「先日、高市(早苗)首相、自民党の幹部とも認識合わせをしましたので、まさに今国会で副首都法案が議論になると思う」と先を見据えた。

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