◆第98回センバツ高校野球大会第1日 ▽1回戦 帝京4―3沖縄尚学(19日・甲子園

 史上5校目の夏春連覇を目指した沖縄尚学が敗れた。昨夏の甲子園Vに大きく貢献した末吉良丞投手(3年)が先発し、最速147キロの直球を軸に7回まで無失点投球。

だが8回に帝京打線に捕まり、4失点で途中降板した。

 末吉は3回まで1安打で毎回の5奪三振と好投。4回は先頭への死球から1死二塁のピンチを背負ったが、得点を与えなかった。最大のピンチは6回。1死から2安打で一、三塁のピンチを背負ったが、4番・木村の初球で帝京が仕掛けたセーフティースクイズをスライダーで空振りさせ、三塁走者をタッチアウトに。その後、木村をスライダーで空振り三振に斬って雄たけびを上げた。続く7回も2死一、三塁とされたが、9番・池田を二飛に打ち取り、左手を握った。

 しかし、8回に味方の失策と四球が絡んで無死満塁。4番・木村は三振に打ち取ったが、続く蔦原に中越えへの逆転二塁打を浴びた。さらに2死二、三塁から四球を与えて降板。2番手・新垣有絃もタイムリーを浴びて、この回4点を失った。打線は粘りを見せて9回に2点を返したが、あと一歩及ばなかった。

 試合後、末吉は「要所、要所で三振が取れないところと、追い込んでから三振が取れないところがこの試合の敗因。ただ単に、自分の力量だと思っています」と反省。投球内容については「40点くらいじゃないですか」と自己採点した。注目される進路については「今はプロ一本でやらせてもらっている。国内です。プロを目標にやるんですけど、まずは夏に向けてチーム全体でやっていこうと思います」と明言した。

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