大相撲春場所12日目(19日、エディオンアリーナ大阪)

 幕下・吉井(時津風)が勝ち越しを決めた。元十両・夢道鵬(大嶽)に押されて、2度土俵際まで追い込まれたが弓なりになって耐えた。

反撃に回ると、相手を豪快に押し倒した。「ケガをするので良くなかったし、相手の形になってしまった」と反省を忘れなかった。昭和の大横綱・大鵬を祖父に持つ元十両を倒し「胸を借りるつもりでいった」と無欲だった。

 昨年春場所から5場所連続で勝ち越していたが、先場所は幕下5枚目で3勝4敗だった。8枚目から番付を少しでも多く上げるため「あと1番ある」と表情を引き締めていた。

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