大相撲春場所12日目(19日、エディオンアリーナ大阪)

 西幕下11枚目・可貴(追手風)は東同15枚目・花の富士(伊勢ケ浜)に寄り切られ、5連敗で1勝5敗となった。

 10日目の峰刃(錣山)戦では腰を土俵に打ち付け、車いすで運ばれていた。

可貴によると、当日は救護の医師の勧めで会場から人生で初めて救急車に乗り、病院に直行。検査を受け、腰の打撲と診断された。「もともと腰のヘルニアがあって、そこの打ち所が悪くて左足にちょっとしびれがきた。一時的なものなので、薬を飲んで、一日安静にしてだいぶ良くはなっているので。それなら出ようと決めた。大丈夫です」と、休場の選択は取らなかったという。

 可貴は昨年夏場所で初土俵を踏み、名古屋場所でから序ノ口、序二段、三段目で優勝と番付を駆け上がってきたが、序ノ口デビューから5場所目で初めての負け越しを味わった。「常に勝ち越せるとは思ってないので、次の場所に無駄にせずに生かしていければ」と冷静に受け止め、残り一番も出場の意向。「(幕下)上位で取れる機会は全員があるわけじゃない。その中で取らせていただいてるのは、いい経験になる。取り切ります」と意気込んだ。

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