東京五輪の決勝戦で使用された卓球台が19日、静岡・磐田市に寄贈された。磐田卓球場「ラリーナ」で寄贈&お披露目式が行われ、混合ダブルス金メダルの伊藤美誠(25)=スターツ=と水谷隼さん(36)が出席した。

ともに磐田市出身。

 各種目の決勝で使用された2台の卓球台は、ネットに五輪マーク、脚に漆(うるし)塗りが施されるなど特別仕様。大会後に東京都在住の会社役員・中西聖さん(69)がオークションなどを通じて購入し、保管していた。このほど会長職に退いたこともあって、中西さんが金メダルペアの故郷でもある同市への寄贈を決めたもの。

 保存状態もよく、伊藤は「めっちゃきれい。ラケットが当たった跡が残っている」と感激。水谷さんは「決勝のラストゲーム、3球目攻撃で決めた1本目が記憶に残っています」と振り返った。

 入口の展示室に1台が設置され、練習場に置かれたもう1台で伊藤と水谷さんがラリー。その後2人がペアを組み、中西さんと磐田市の草地博昭市長(44)のペアと軽く打ち合った。「組むのは東京五輪以来です」と伊藤。学生時代に卓球に打ち込んでいた中西さんも「記念になりました」と笑顔だった。

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