◆センバツ第1日 ▽1回戦 阿南光1―3中京大中京(19日・甲子園

 中京大中京の川石大空(たいら、2年)が2回2死一塁、小田拓門(3年)の投じた高めの直球を右翼を襲う二塁打とし、今大会から甲子園で初めて採用されたDH制の初ヒットとなった。

 「7番・DH」でスタメン出場した背番号19。

「DH初安打」には「今知ってびっくり」と驚きを隠せない様子も「浮いたストレートが来たのでフルスイングしました。まぶしくて見えず、ライトが捕ったのか落としたのかわからなかったが、球場の歓声でヒットと分かった」と振り返った。この安打が公式戦で自身初のヒットともなり「バッティングでしっかりチームを引っ張っていきたい」と白い歯を見せた。

 数日前に宿舎の大浴場で入浴している際に高橋源一郎監督から「DHで行くかもしれない」と告げられ、準備をしてきた。昨秋はブルペン捕手を務めており「キャッチャーでレギュラーを取ろうと思ってたんですけど、DHという制度ができて出場する機会を得た。冬の期間はしっかりバットを振って準備してきた」と制度の恩恵を受けた。

 高橋監督は川石を「素直な性格と指示に対して100パーセントやれる子」と評価し、入浴中に出番を告げたことには「ユニホームを着てない時の方がフラットにいろいろ会話できるので、裸ですしね」と笑いを誘った。

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