日本民間放送連盟(民放連)が19日、都内で定例会見を行った。早河洋会長が、次回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の放送権獲得に向けた各局の動きについて言及した。

 米国で決勝が17日(日本時間18日)に行われた今大会は、米配信大手「ネットフリックス」が独占放送権を獲得。テレビ中継など地上波での試合放送はなく、日本国内の野球ファンから賛否を呼んだ。

 早河会長は、WBCを含むスポーツの国際大会に関して「放送権料の高騰が止まらない。広告収入で生計を立てる民放としては、経営的な観点から言えば悩ましい問題だ」と、大会を放送することのハードルが上がっている現状を説明した。

 視聴者からは、「国民的な大きなイベントは有料ではなく、皆が無料で接触できるようにして欲しい」とWBCの地上波放送を望む声が各局に寄せられたことを報告。この日、次回について2029年または30年に大会が開催される見通しとAP通信などで報道されたが、早河会長は「次の(大会の)配信権、放送権がどうなっているか分からない。どう対応したらよいか、各局決めかねている状況だ」と、現時点で地上波放送の有無は未定であることを明かした。

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