◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 今年2月から大阪本社勤務になり、人生初の一人暮らしを始めた。戸惑うこともあるが、新たな生活は刺激もある。

 「大学スポーツ新聞コンテスト」(報知新聞社主催)が先月末に行われ、審査員を務めた。19回目の今年は16大学が参加。写真を最大限に使う。訴求力ある見出しをつける。A2サイズの新聞を作るだいご味を味わっていた。

 最優秀賞の明大はスポーツ紙を多く読み、研究を重ねたという。迫力満点の1面だった。私はレイアウト賞に同志社大を選んだ。ラグビー部の選手紹介は配慮にあふれ、顔や体の向きが同じ写真はなく、見出しの位置もバッチリ。各大学よく工夫していた。

 学生との交流会でレイアウトのコツを聞かれ、3つアドバイスした。「写真の迫力を生かす」、「色をたくさん使いすぎない」、「読者ファースト」。

熱心に聞いてくれる姿に、こだわりを持って紙面制作してくれた姿勢が重なり、とてもうれしかった。バスケットボール3人制(男子)日本代表で東京五輪に出場したB1京都のアイラ・ブラウン選手が特別ゲストで招かれ、43歳まで現役を続けられる秘けつを「物事をすべてポジティブにとらえること」と明かした。

 もうすぐ50歳。少し若返った気がした一日だった。若者から「パワー」をもらい、「ポジティブシンキング」の大事さを再認識。春、前へ進む季節が来た。(レイアウト担当・坂本 賢司)

 ◆坂本 賢司(さかもと・けんじ)97年入社。物価高の中、納豆と豆腐はおいしい味方。趣味は懸垂。

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