大相撲春場所12日目(19日、エディオンアリーナ大阪)

 東前頭16枚目・朝白龍(高砂)が西同8枚目・正代(時津風)を寄り切り、8勝4敗で勝ち越しを決めた。低く当たって左の下手をつかみ、前に出ながら右の前まわしも取って土俵外に運んだ。

「自分の相撲を取れて良かった」とうなずいた。

 新入幕の先場所は千秋楽で勝ち越しを決めたが、今場所は12日目。「先場所は雰囲気にのまれたところがあったけど、幕内の土俵を1場所経験して慣れてきた」。この日は同じ高砂部屋の朝乃山、朝紅龍が先に勝ち越しを決めており「全員7勝4敗と聞いていて、自分のことで精いっぱいだったけど、みんなで一緒に稽古して頑張ってるので。目の前で朝紅龍がいい相撲で勝っていて、その流れもあったと思う」と刺激を受けて白星につなげた。

 モンゴルから同じ飛行機で来日した横綱・豊昇龍(立浪)からも、独特の表現で祝福されたという。NHKの大相撲中継の勝ち越しインタビューを聞いていたようで、「俺と一緒の(東の)支度部屋でやる時はいつも勝ってるでしょ。何でそれを言わないの」と、冗談めかして声をかけられたと明かした。新入幕時から豊昇龍との対戦を目標に掲げる朝白龍は「横綱とやるということは、上位に上がるということ。上までいきたい」と意気込んだ。

編集部おすすめ