第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝したベネズエラ代表で遊撃を守っていたロッキーズのエセキエル・トーバー内野手(24)が19日(日本時間20日)、ロッキーズに再合流してオープン戦の本拠地・ジャイアンツ戦のスタメンに「5番・指名打者」で入った。

 7試合中、6試合に出場して、17打数8安打で、チームトップの打率4割7分1厘をマーク。

遊撃手として大会ベストナインにも輝いた。この日もベネズエラ代表のユニホームを着て取材に応じ「1週間着ていたいよ。俺達はチャンピオンになることができた。これは歴史残ること。ベネズエラにとって初めてのことだからね。(金メダルは)家に置くか、どこへ行くのみ着けていたいね」と喜びを口にした。

 8―5だった14日(同15日)の準々決勝・日本戦も振り返ったトーバー。日本戦では、「5番・遊撃」でフル出場し、4打数3安打の大暴れだった。同点の2回先頭ではメジャーで10打数7安打と相性のよかった山本(ドジャース)から二塁打。続くトーレスの適時二塁打につなげた。3回の2打席目は三振に倒れたが、1点を追う6回先頭の3打席目は伊藤(日本ハム)から右前安打。その後のアブレイユ(レッドソックス)の逆転3ランにつなげた。

 さらに、7―5でベネズエラが2点をリードした8回先頭で種市(ロッテ)から左中間への二塁打を放って出塁。続く打者の打席で、大きなリードをとると、けん制であわやアウトのタイミングだったが、種市が悪送球し、トーバーは一気にダメ押し点となるホームを踏んだ。アウトになっていれば流れが傾きかねないプレーだっただけに、「すぐに二塁に戻ろうと思ったけど、投手が二塁に向いた瞬間、固まってしまった。何が起きたかと思ったけど、そのまま走ってホームインすることができた」と振り返った。

 準決勝でイタリア、決勝で米国を破っての頂点。ベネズエラにとって1つ目の山だった日本戦については「いい試合だった。WBCはどの試合も、とても重要で、簡単な試合は1試合もなくて、どの試合も激しい試合だった。本当に楽しかった」と思い返していた。

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