◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦 同級2位・那須川天心―同級1位・フアンフランシスコ・エストラダ ▽スーパーフライ級(52・1キロ以下)10回戦 WBC同級1位・坪井智也―WBC同級6位ペドロ・ゲバラ ▽フライ級(50・8キロ以下)10回戦 WBA同級1位・高見亨介―WBC同級5位アンヘル・アヤラ(4月11日、東京・両国国技館)

 4月11日に両国国技館で開催される「PRIME VIDEO BOXING 15」でWBC世界バンタム級挑戦者決定戦に臨む同級2位の那須川天心(27)=帝拳=に、最強の援軍が加わった。昨年9月14日に武居由樹(大橋)を4回TKOで下してWBO同級王座を獲得した現役世界王者クリスチャン・メディナ(25)=メキシコ=が20日、スパーリングパートナーとして来日した。

 元2階級制覇王者の同級1位フアンフランシスコ・エストラダ(35)=メキシコ=と対戦する那須川は、所属ジムを通じ「メディナ選手が世界チャンピオンとして、またこうして帝拳ジムに来てスパーリング・パートナーとしてサポートしてくれることは本当にありがたいことです」と感謝。「2月の初防衛戦(エイドリアン・クリエルに3―0判定勝ち)も映像で見ていましたが、自分のお守りを付けてリングインしてくれていたのも見ているし本当に嬉しかったですね。お互いに言葉はあんまり理解出来ていないかもしれないけど、言葉以上の何かでつながっていると感じます。とても心強いです」とコメントした。

 昨年11月24日にWBC同級王座決定戦で井上拓真(大橋)に判定負けして以来5か月ぶりの再起戦へ向け、すでに来日しているWBCスーパーバンタム19位セレックス・カストロ(メキシコ=22戦全勝16KO)、WBAスーパーフライ級10位オラユウォン・アコスタ(プエルトリコ=15戦全勝10KO)、リカルド・サルガド(メキシコ=13勝9KO1敗1分け)らと週3回のペースでスパーリングを重ねている。「自分のトレーニングも順調です。日々の動きもこんなに変わるかって自分でも、周りが見ても分かるほどですし良い感じできています。4月11日は今までよりも良くなった姿を魅せられると思います」と自信をみなぎらせた。

 メディナが那須川のスパーリングパートナーを務めるのは今回で5回目。WBO王者は帝拳ジムを通じ「7回目の日本になりますが、日本に来るといつもホームにいるようなリラックス出来る気持ちになります。天心対エストラダ戦は素晴らしい試合になると思いますね。エストラダ選手は経験豊富ですが天心は若くテクニックだって有る。

天心のKO勝ちも有り得ると思っています。前回の試合映像は見ましたが残念です、私の感想では彼は自分のやるべき事をもう少し明確にするべきだったようにも思いますが次の試合は大丈夫でしょう」とコメント。日本のファンへ「いつも応援ありがとうございます。日本はとても大好きなのでまた日本に来たいし、試合もしたいと思っています」とメッセージを送った。

 決戦を約3週間後に控えて新たに加わった現役世界王者が、那須川の勝利を強力にバックアップする。

 戦績は那須川が7勝(2KO)1敗、エストラーダが45勝(28KO)4敗、メディナが27勝(19KO)4敗。

 同興行では、アマチュア世界選手権で日本人史上初の金メダリストとなったWBC世界スーパーフライ級1位の坪井智也(29)=帝拳=が、元世界2階級制覇王者のペドロ・ゲバラ(36)=メキシコ=と同級10回戦で対戦。前WBA世界ライトフライ級王者の高見亨介(23)=帝拳=はフライ級転向初戦で、前IBF同級王者のアンヘル・アヤラ(25)=メキシコ=との同級10回戦に臨む。米国を主戦場にしている14戦全勝(4KO)のバンタム級世界ランカー秋次克真(28)が日本のリングに初登場。同級10回戦で、昨年11月に増田陸(帝拳)と対戦したホセ・カルデロン(メキシコ)と拳を交える。2戦2勝2KOのホープ・久保寺啓太(帝拳)は、59・8キロ契約6回戦でクリサルディ・ベルトラン(フィリピン)と対戦する。

 興行は「Prime Video(プライムビデオ)」で独占ライブ配信される。

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