春を彩る高知のダートグレード競走、第28回黒船賞・Jpn3は24日、高知競馬場の1400メートルで行われる。JRAから参戦のダノンフィーゴ(牡4歳、栗東・友道厩舎)は、かきつばた記念で重賞初勝利。

ドウデュースをはじめ、芝で数々の名馬を管理してきた友道厩舎の個性派が重賞連勝を目指す。

 見立ては正しかった。友道調教師がダノンフィーゴに関して、何度も繰り返していた言葉がある。「厳しい流れの方が競馬しやすくなるんじゃないかな」。デビュー直後から感じていた高い能力。序盤からペースが上がり、集中力を途切れさせないことで、それがフルに発揮できると考えていた。

 今年から重賞戦線へ投入されると、根岸Sはスムーズさを欠いて3着だったが、続くかきつばた記念が圧巻のレース。内ラチ沿いで中団から位置を押し上げると、馬場の真ん中へ持ち出された直線はグイグイ伸びる。3馬身差の圧勝だった。

 「コーナー4つで地方も初めてだったけど、強かったね。短期放牧も挟んだし、今回も疲れはないですよ」と友道師。芝の中長距離で圧倒的な実績を誇るが、地方のダートグレード競走初勝利だった。

今回の黒船賞も、厩舎にとって初の高知参戦。ダート短距離を主戦場にする個性派が、名門厩舎にまだ見ぬ景色をどんどん届けていく。

 ダノンフィーゴ 父イントゥミスチーフ、母オリーズキャンディ(父キャンディライド)。栗東・友道康夫厩舎の牡4歳。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産。通算11戦6勝(うち地方1戦1勝)。先月のかきつばた記念・Jpn3で重賞初勝利。総獲得賞金は1億1359万1000円(うち地方3000万円)。馬主は(株)ダノックス。

編集部おすすめ