歌手の田辺靖雄九重佑三子が20日、東京・古賀政男音楽博物館けやきホールで生誕80年を記念した公演「80☆80コンサート」を行った。

 1973年に結婚し、今なお現役として活躍する2人の生誕80年を記念した公演。

田辺は「僕は80歳の青春真っただ中」と語ると、「青春時代」や「ヘイ・ポーラ」、「まだ見ぬ幸福」など息ぴったりに歌い上げ、約2時間で全25曲を披露した。

 公演中盤、戦後歌謡史80年の歴史をたどるように、続々と名曲を熱唱。1940年代の「りんごの唄」から1980年代の「川の流れのように」などを披露。「60’sヒットメドレー」では客席から紙テープが投げられ、ファンとの交流を楽しんだ。

 九重が明日80歳の誕生日を迎えることをファンに報告すると、大きな拍手が沸き起こった。2人の孫がサプライズでケーキを持ち込み、祝福。「小さかった子がこんなに大きくなって、時が経(た)つのは早いですね」としみじみと語った。

 圧巻のステージを見せつけ、田辺は「皆さんに幸せになっていただいて、一瞬でも喜んでもらえるなら、僕たちはこれからも『80☆80ツアー』を続けていきます」と宣言。九重は「若さと熱気で会場がむんむんとしていますので、風邪など引かないように」と笑わせ、来場者の体をいたわった。

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