世界のトップブレイカーが集うブレイキンのワールド・チャンピオンシップ「FUJIFILM instax Undisputed」 Tokyo World Finalが21日、ニューピアホール(東京・港区)で行われる。男子ソロの優勝候補は23年大会を制し、昨年はクルーバトルで優勝したフィル・ウィザード(カナダ)。

大会の魅力や日本ブレイキン界の強さなどについて語った。

 23年大会のソロで優勝し、昨年はクルーを制した。フィルは毎年の来日を心待ちにしている。

「日本に来ることが大好きです。ルーチンでここ4、5年は1年に1回は来ています。これでクリアしました。去年はクルーで勝ちましたが、今年はソロ。みんなが良くしてくれますし、最高なので、日本に来るのはいつも楽しみにしています」。

 24年の夏に行われたビック大会では、金メダルを獲得。優勝の反響は想像以上にすさまじかったという。「とにかく金メダル取って有名になりました。パリから1週間後にカナダに帰ったとき、ブレイキンに全然関係ない人から『おめでとう、写真を撮ってください』と言われたりします。

自慢の息子にもなって、両親は僕の写真をいつも持ち歩いています」。

 大舞台を終え、昨年はリラックスのシーズンでもあった。「初めての経験でプレッシャーもありましたし、その後はリラックスしました。例年は15大会くらい出ていますが、昨年は4大会くらい。ただ、練習はしていたし、自分のブランドの仕事があたり、様々なブレイキンを有名にするプロジェクトもある。そういう時間の過ごし方でした。大会を減らして、体のコントロールをしてきたという感じです」

 今大会にはソロバトルでの参戦を予定している。「ハイレベル、すばらしい選手がたくさん出場します。このハイレベルな大会でリフレッシュして、また始めるという意気込みで来ました。昨年は4~5試合しか出ていない。これが僕にとってシーズンの始まりでもあります。HIRO10もソロに出ます。

HIRO10は去年たくさんの大会に出ていますし、体もできあがっているし、戦うことが楽しみです。日本は非常にレベルが高い。男女ともに高いということは、すばらしい。僕もチャレンジの気持ちがあります」。

 今大会は富士フィルム株式会社が22年3月から特別協賛する。フィルは「チェキ(instax)」を普段からよく使用しているという。「スマホの方がもちろん簡単ですが、僕の場合は色々なところに行って『一緒に写真撮ろうよ』と言って、プリントアウトしてあげることができることに、魅力を感じます。例えばバーで仲間と飲んでいたら写真撮って、すぐにあげるとみんな喜んでくれますし、お近づきになれる。いろんな人と仲良くなれる。自分にも相手にも印象を残すことができるのがチェキだと思います」。

 フィルにとって、今大会は再スタートと位置づける特別な舞台でもある。「大会といえばやっぱり勝つこと。

これが新しいスタートになります。フィーリング、体、パワームーブはどうだろうとチェックしながら戦って、ウィナーになればすばらしいと思っています」。

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