◆オープン戦 巨人2―1楽天(20日・東京ドーム)

 巨人は開幕戦を想定したオーダーを組み、阿部慎之助監督(47)は今季初めて1番にキャベッジを起用した。その狙いは「自由に打たせたいっていうのもあるし、相手に多少のプレッシャーはかけていきたいなっていうのはありますので」と説明。

来日2年目の助っ人は初回先頭でバットを折りながら一塁ベース直撃の右前安打で出塁し、長打力とスピードを兼ね備える新1番の可能性を示した。

 オープン戦14試合目。ここまで1番スタメンは浦田が最多の5試合で、育成選手の平山が3試合、佐々木が2試合、松本が2試合、小浜が1試合だった。キャベッジが6人目だ。

 来日1年目の昨年はチーム最多の17本塁打、同最多の51打点、5盗塁。パンチ力のある打撃とアグレッシブな走塁も魅力だ。昨年の1番は丸が最多の66試合。泉口が43試合、若林が14試合、増田陸が11試合、オコエが2試合、浅野が2試合、キャベッジが1試合、吉川が1試合、佐々木が1試合、中山が1試合、萩尾が1試合だったが、今季は新たな形になる可能性が高い。

 以前、阿部監督はこの日を開幕を見据えた打順で臨むと明言していた。2番に入った松本は初回無死一塁で送りバントを決めて好機をつくった。浦田が入った「3番・遊撃」は、疲労とコンディション考慮で大事を取って4試合連続欠場中の泉口が入る見込みだ。

 4番以降はダルベック、岸田、中山、坂本が入り、8番・二塁では増田陸が先発した。

増田陸の二塁起用には「ないわけじゃないので起用しています」と模索中。浦田も二塁を守れるだけに、直前まで状態を見極めることになりそうだ。

 今季の開幕戦、27日の阪神戦(東京D)までオープン戦は残り2試合。相手に初回先頭から重圧をかけるという意味では、キャベッジの開幕1番の可能性も十分ある。(片岡 優帆)

編集部おすすめ