◆米大リーグオープン戦 ドジャース―パドレス(20日、米アリゾナ州グレンデール=キャメルバックランチ)

 ドジャース・山本由伸投手(27)が20日(日本時間21日)、大谷翔平投手(31)も「1番・指名打者」でスタメン出場したオープン戦の本拠地・パドレス戦に先発し、5回68球を投げ、3安打7奪三振の内容で降板した。最速は97・4マイル(約156・8キロ)だった。

すでに26日(同27日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で開幕投手を務めることが発表されており、この日は開幕前最後の登板だった。2年連続の大役を務めるエース右腕は「また違う雰囲気になると思いますし、僕自身もすごく楽しみですし、2連覇した後、LAのファンの皆さんに会うのが初めてなので、すごく楽しみにしてます」と話した。

 山本がオープン戦で今季登板するのは2月27日(同28日)の敵地・ジャイアンツ戦以来、3試合目。これまでの2試合では1勝無敗、防御率5・79だった。初回は先頭のボーウェンを97マイル(約156・1キロ)の直球で見逃し三振に仕留めると、続くジョンソン、ロレアノからは空振り三振。圧巻の3者連続三振でスタートさせた。

 2回は1死から2連打で一、二塁のピンチを招くと、捕手スミスのパスボールで1死二、三塁に。それでも、後続を2者連続で空振り三振に斬って無失点で切り抜けた。2回で早くも5三振と上々の滑り出しを見せた。

 3回も先頭を中飛に打ち取ると、1番ボーウェンを96・9マイルのシンカーで、続くジョンソンは92・1マイルのカットボールで見逃し三振に封じた。序盤3回で7三振を奪う、圧巻の奪三振ショーを見せた。4、5回はいずれも走者を許したが、内野ゴロ併殺打で打ち取り、無失点で切り抜けた。

試合後は「色々試せたいことも試せましたし、立ち上がりもいい入りができましたし、全体的に良かったなと思います」と充実感をにじませた。

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では1次ラウンド初戦の6日台湾戦(東京ドーム)、14日(同15日)の準々決勝・ベネズエラ戦(米マイアミ)で先発。2試合で6回3分の2を投げて2失点の防御率2・70だった。この日の登板は、WBC終了後初めてだった。WBCでも力投した山本は「(WBCでの登板は)やっぱりあれだけ緊張感を持ってマウンドに上がるっていうのができたので、そこは1つ段階をぐっと、上がるきっかけになったと思いますし。すごくいい機会でした」と振り返った。

 ドジャースはあす21日(同22日)のオープン戦の本拠地・アスレチックス戦を終えると、ロサンゼルスに戻る。22日(同23日)は敵地、23、24日(同24、25日)は本拠地でエンゼルスとのオープン戦が組まれており、26日(同27日)に本拠地・ダイヤモンドバックス戦で開幕を迎える。

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