◆センバツ第3日▽1回戦 花咲徳栄3―2東洋大姫路(21日・甲子園)
花咲徳栄の右腕エース・黒川凌大投手(3年)が、9安打2失点で完投。2010年以来、16年ぶりのセンバツ勝利をもたらした。
昨秋の関東大会で3試合連続完投するなど、スタミナに絶対的な自信を持つ右腕は、最後まで力強いストレートで東洋大姫路打線のバットを押し込んだ。フライアウトの数は16個。「フライアウトが多いのが自分の特徴。手応えはありました」。132球の熱投を笑顔で振り返った。
黒川の母・琴美さん(58)は元柔道家で、1985年アジア選手権で優勝(72キロ級)するなど輝かしい実績を持つ。そんなトップアスリートから「大恥をかいてこい」というユニークな激励を受けて聖地のマウンドに登り、臆することなく普段通りの投球を見せた。「いつも試合をするたびに言われている言葉ですが、気が楽になり、甲子園のマウンドで大恥をかいてもいいという気持ちになりました」と明かした。
両校は2003年の準々決勝で対戦し、延長15回引き分け再試合の末、東洋大姫路が勝利した。黒川の好投により、花咲徳栄は23年前の雪辱を果たした。










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