大相撲春場所14日目(21日、エディオンアリーナ大阪)

 新幕下の東55枚目・岡田(高田川)が東同60枚目・相馬(二子山)に首投げで勝利し、4勝3敗で勝ち越しを決めた。

 立ち合いでもろ手で当たって突き放し、一気に土俵際まで押し込んだが、相手も粘り、組み止められた。

右のまわしを取られ、苦しい展開となったが、下がりながら右を差し、抱え込むように起死回生の首投げ。東海大柔道部出身の23歳は「柔道で得意な投げがそのまま出ました。(勝ち越し決定に)良かった…」と胸をなで下ろした。

 新幕下の今場所は3連勝で勝ち越しに王手をかけたが、そこから3連敗と追い込まれた。それでも3勝3敗となった取組後に「信じて強気に出ます」と誓っていた通り、立ち合いで迷わず当たったことが白星を呼んだ。「自分の形を信じ続けました。良い時も悪い時も今の形しかないので。びびって胸から行かなくて良かった」と実感を込めた。

 ただ、来場所以降も幕下で戦っていく上で課題も見えたという。「(三段目以下とは)レベルが違った。技術は足りないのは分かっていたけど、相手が立ち合いを柔軟に変えてくる。柔道と一緒でワンパターンじゃ勝てないと思う。

僕も何種類か作ってパターン化していかないと」。新幕下場所で得た貴重な経験を成長につなげる決意を示した。

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