春の名物となった土佐のダートグレード競走、第28回黒船賞・Jpn3は24日、高知競馬場の1400メートルで行われる。シャマル(牡8歳、栗東・松下厩舎)は史上最多を更新する4連覇がかかる。

今年で8歳になったが、まだまだ元気いっぱいで重賞10勝目を得意の舞台で飾る。

 自分の“庭”に戻ってきた。シャマルは今年勝てば、23年から4連覇となる。ここ2年と同じように、かきつばた記念からの転戦。2年とも名古屋で4着だったが、高知で一変した。「例年と同じように、使って良くなっています。昨年は59キロでしたが、今年は58キロになりますしね」と松下調教師の表情は明るい。

 昨年は進化と成長を感じさせる走りだった。それまでの交流重賞6勝は脚抜きのいい重から不良馬場だったが、良馬場でも4馬身差を圧勝。しかも、1頭だけ59キロを背負っていた。「高知は合うんでしょうね。パワーがある馬ですから、良馬場でも大丈夫だとは思っていましたけどね」とトレーナーは振り返る。

 これまで重賞9勝を挙げ、今年で8歳。しかし、栗東・坂路では力強い動きを披露する。「年齢は感じません。自分の力を出し切れる形なら」と松下師。今年も高知に速くて、強いシャマルがやってくる。

 シャマル 父スマートファルコン、母ネイティヴコード(父アグネスデジタル)。栗東・松下武士厩舎所属の牡8歳。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産。通算31戦13勝(うち地方22戦9勝)。総獲得賞金は5億5000万5000円(うち地方4億8370万円)。主な勝ち鞍は、かしわ記念・Jpn1(24、25年)、さきたま杯・Jpn1(25年)。東京スプリント・Jpn3、サマーチャンピオン・Jpn3、テレ玉杯オーバルスプリント・Jpn3(いずれも22年)。

黒船賞・Jpn3(23~25年)。馬主は金山敏也氏。

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