◆オープン戦 中日2―2ロッテ(21日・バンテリンドーム)

 WBCに出場したエースの中日・高橋宏斗投手が6回から帰国後初登板した。2イニング連続失点のスタートとなったが、8回と9回は3者凡退で締めた。

63球で4回4安打2失点。「変化球は良かったです。カウントを取る球も、スプリットで空振りを取ることもできた。4イニング目もスピードが落ちなかったので、そこは良かった。(途中から)ギアも上がり始めた」と感触を確かめた。

 カットボールも積極的に使い「(日本代表の合宿で)ダルビッシュさんに教わったりして、少しイメージを変えた。今年はもっと使える球になるのかなと思う」と手応え。「あとは、まっすぐ。スピードをもっと出したかったし、打者をもう少し差し込みたかった。開幕まであと1週間。状態をもう一段階、上げられたら」と自己分析した。

 国際球を使用していた影響はなし。

それよりも、WBCで対応するために意識し続けていたピッチクロックがなくなったことに少し戸惑った。「ずっと慣れてきた間と違い、ギャップを感じる部分はあった。自分のタイミングで入ろうとしたら、打者がまだ構えていなかったり」。ただ、感覚を元に戻すことは容易。「自分の間で入れたら、もっといい形で投げられると思う」と前を向いた。

 降板後にはブルペンで約50球。「試合と合計110球投げました。100球くらい投げたかったので、予定通り」と調整は順調だ。開幕ローテーションに入ることへの不安はなく「監督次第です」と淡々。井上監督は試合後に「まだちょっと考えている」と“保留”したが、高橋宏が取材に応じているところで、ちょうど指揮官が帰宅。「あした、宏斗とミーティングします」と笑顔で引き揚げた。

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