春夏通算28度の甲子園出場を誇る作新学院(栃木)を、16年夏の甲子園で54年ぶりの優勝に導いた小針崇宏前監督(42)が、作新学院中等部の監督に就任したことが21日、分かった。作新学院の新監督には、作新学院中等部の軟式野球部監督を務めていた増渕洋介氏が就任する。

 小針前監督は06年に就任し、春夏通算15度の甲子園出場に導いた。昨年5月には不適切な指導があったとして、6月9日から同年12月8日まで謹慎処分を科された。それに伴い、OBでコーチの佐藤充彦氏が新監督に就任して指揮を執っていた。

 増渕新監督は同校OBで、中等部を長く指導。昨年8月に行われた全日本少年軟式野球大会で初優勝し、中学軟式野球の日本一に導いた。母校を率いて、24年春以来の甲子園を目指して尽力することになる。

 小針前監督はこの日、岡山県内で行われた公式戦で初めて指揮を執った。4―1で白星発進を飾り、「選手たちが日本一を目指して頑張っている。それに見合った指導というか、協力をしていければ」。戦いの場は変わっても、選手とともに頂点を目指す姿勢は変わらない。

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