◆オープン戦 ソフトバンク5―7広島(21日・みずほペイペイドーム)

 広島のドラフト2位・斉藤汰直投手(22)=亜大=が「7回の男」に急浮上した。この日は7回に登板し3者凡退に抑え、6戦連続0封。

「結果もついてきている」と胸を張った右腕に、勝ちパターン起用に消極的だった新井監督も方針転換だ。「ビハインドだけじゃなしに、同点、もしくは勝っている場面も視野に入ってきている」と明かした。

 指揮官は、開幕時点では8回は島内、9回は森浦に任せることを明言。この日はその2人につなぐ7回を新人に託した。シーズンでも同様の起用となる可能性を「そうだね」と認め、「完璧なピッチングだった。楽しみ」と期待。開幕から勝利の方程式に組み込むプランが選択肢に入ってきた。

 入団時は最速152キロだったが、18日のオリックス戦(京セラD)で155キロを連発。この日はさらに1キロ更新する156キロで笹川から空振り三振を奪った。当初は先発候補も、空振りが取れる真っすぐの持ち主で適性も十分だ。「任されたイニングを思い切って投げていくだけ」と斉藤汰。生きのいいルーキーは、無限の可能性を秘めている。

(直川 響)

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