フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)が22日、最終回を迎えた。

 この日は茂木敏充外相が生出演し日米首脳会談について議論した。

議論の途中でキャスターを務める同局の梅津弥英子アナウンサーが「フジテレビ、日曜朝の討論番組は今朝で一端、区切りとなります」と伝え、茂木氏が過去に出演したVTRを放送した。

 さらに「7年にわたりニュースの当事者を招き、お送りしてきました日曜報道 THE PRIME。毎週の熱を帯びた議論、そして時に人間味あふれるやりとりがありました」と354回の放送回の中から名場面をVTRで放送した。

 同番組の終了は、先週22日の生放送でキャスターを務める同局の梅津弥英子アナウンサーが「さて、日曜報道 THE PRIMEは来週最終回を迎えます」と発表した。続けて「フジテレビはこの時間帯、過去数十年にわたりまして、政治討論番組をお送りしてきたわけですが」と振り返っていた。

 レギュラーコメンテーターを務めた元大阪府知事の橋下徹氏は、梅津アナに「橋下さん、この番組を通して伝えたかったことは何ですか?」と問われ「本当に政治家の当事者と議論させてもらったというのは、もう本当にありがたかったです。勉強になりました」と感謝した。

 続けて「ただ、僕も政治家をやっていたし、あとこの番組で国会議員と直接接してですね、僕の思いは、とにかく口だけで勇ましい政治をする人たちは嫌なんですよ」とし「歴史振り返っても弱腰批判を避けるために虚勢を張る。そういう政治家の判断によって、国民が大犠牲を被ったってあるじゃないですか。僕は一点。口だけに勇ましい政治はやめてもらいたい。その一点だったんですね」と訴えた。

 さらに「今回、このホルムズ海峡の問題が起きて、日本って普通の国なのか、どうなのか…これものすごい考えさせられました。で、憲法九条改正論者は、この憲法九条があるから、日本は普通の国じゃない。普通の国になるために、憲法九条の改正が必要なんだということを盛んに言うんです。これ、自民党の国会議員も維新の国会議員もいる。でも、その憲法、九条によって、今回救われてるじゃないですか。本来、自分の判断で憲法九条なんか抜きにして、自分の判断で自衛隊を派遣はやめますって言わなきゃいけない。これが普通の国です」とコメントした。

 続けて「それから、アーリントン墓地に高市さんだけじゃなくて、日本の総理はみんなアメリカのアーリントン墓地に行くわけですね。兵士に手を合わせるわけですね。ところが、日本の兵士に対して、靖国に手を合わせないじゃないですか。僕は、軍の指導部と一般兵士を分けるべきだと思いますけれども。国のために命を落とした一般兵士に手を合わさない。

それから、自分の判断で自衛隊を派遣するかどうかも決められない、と。日本の政治が普通じゃないんですよね。だから、憲法九条のせいじゃない。日本のこれからの行く先、憲法九条改正論議が出てくると思いますけれども、日本の政治家には、口だけの虚勢じゃなくて、本当にきちんとした覚悟を持った政治をやってもらいたいですね」と提言した。

 2019年4月にスタートした「日曜報道―」は、レギュラーコメンテーターの弁護士・橋下徹氏らが政治や外交など時事問題をスタジオで生討論する番組。直近の世帯視聴率は3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を割り込むこともあり数字が低迷していた。

 3月29日からの後番組は、俳優の谷原章介がメインキャスターを務める「SUNDAYブレイク.」(日曜・午前7時、初回のみ7時30分)がスタートする。

 同番組は、スペシャルキャスターをお笑いコンビ「オズワルド」伊藤俊介が務め、同局の鈴木唯アナウンサーが出演する。

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