土佐のダートグレード競走、第28回黒船賞・Jpn3は24日、高知競馬場の1400メートルで行われる。選考競走の黒潮スプリンターズCを制したウインザナドゥ(牡8歳、高知・打越勇厩舎)は、1998年の初代覇者のリバーセキトバ以来、28年ぶりの地元馬による勝利を目指す。

 選考競走を制したウインザナドゥが、春の大一番で巻き返しを図る。黒潮スプリンターズCではゴール前で力強く伸びて差し切り、3連勝で待望の重賞初制覇。打越勇調教師は「展開がうまくいった。ジョッキー(宮川実)がうまく乗ってくれた」と振り返る。22年の黒潮SCを制したイグナイター(兵庫)は連勝で黒船賞もV。本番に直結する前哨戦を制し、同馬への注目度は高まっていた。

 だが、前走の御厨人窟賞では出遅れが響いて10着と大敗。打越勇師は「ゲートで後肢を滑らせて、この馬のレースができませんでした。今回はスタートを決めて、どこまで頑張れるかですね」と反撃へ意欲を見せた。

 24年夏にJRAから移籍してきて高知で10勝。トレーナーは「そうそうたるメンバーがそろいましたが、応援してくれるファンのため、高知の代表として頑張りたい」と意気込みを示す。28年ぶりの高知所属馬によるVへ、吉原寛とのコンビで全力で強豪JRA勢に立ち向かう。

 ウインザナドゥ 父ハーツクライ、母コスモアクセス(父ロージズインメイ)。高知・打越勇児厩舎の牡8歳。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産。通算43戦12勝(うちJRA22戦2勝)。総獲得賞金は6777万3000円(うちJRA3905万8000円)。主な勝ち鞍は黒潮スプリンターズC(26年)。馬主は(株)ウイン。

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