◆女子プロゴルフツアー Vポイント×SMBCレディス 最終日(22日、千葉・紫CCすみれC=6731ヤード、パー72)

 2位で出たプロ21年目の笠りつ子(38)=PGM=が逆転し、2021年ヨネックスレディス以来となる5年ぶり7勝目を手にした。昨年、ルール誤認でホールアウト後にペナルティーを受けた大会で復活を遂げた。

1打差2位から出ると、4バーディー、2ボギーの70で回り、通算3アンダーで逆転。最終18番、勝利を決めるバーディーパットを沈めると、木戸、小祝と抱き合った後、「やったー!やったー!」と歓喜の叫びをあげながら関係者とハイタッチ。あふれ出る涙をウェアでぬぐった。

 同じトレーナーに師事するロッキーズ・菅野智之投手(36)と、近年のオフはハワイでトレーニングを共にしている。今年も多くのことを学んだ。球を打ち込みすぎてしまう笠の元に、合宿中にラインが届いた。「量より質だよ。切り替えるのは大変だろうけど、そうした方がいいよ」。同年代のアスリートからの貴重な助言を機に取り組み方を変えた。体と相談しながら、質を突き詰めていくことを意識するようになった。

 因縁の大会だった。第2ラウンド後に「去年ルールを間違ってベスト10を外して、すごく悔しい思いをした。

今回はしっかりルールを間違えないように。本当に気を引き締めてやっている。今年は絶対に優勝したいと思っていた。明日どうなるか分からないけど、勝ちたい。いいところにいるので楽しみ」と明かしていた。昨年大会の最終日、大会関係者からの指摘により、第2ラウンドの13番パー4での「誤所からのプレー」が発覚。ホールアウト後に2罰打が課され、最終順位は7位から13位に変更になった。

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