大相撲春場所千秋楽(22日・エディオンアリーナ大阪)

 日本相撲協会審判部は、3度目の優勝を既に決めていた関脇・霧島(音羽山)の大関昇進を諮る臨時理事会の招集を八角理事長(元横綱・北勝海)に要請して、了承された。25日の夏場所番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に大関・霧島が戻ってくる。

過去に臨時理事会を開いて大関昇進が見送られた例はない。

 霧島は23年名古屋場所で新大関。だが、首の負傷などで低迷。在位6場所で大関から陥落していた。

 東前頭2枚目だった25年九州場所、関脇の26年初場所でともに11勝を挙げ、優勝を決めた今場所は12勝と3場所連続で好成績を収めていた。ただ、14日目に安青錦、千秋楽は琴桜に敗れて春場所は2連敗締めとなった。「勝って締めたい思いだった。ちょっと考えすぎてしまった」と振り返った。

 現行のカド番制度となった1969年名古屋場所以降、降下した場所で10勝以上を挙げての特例復帰を除けば、魁傑、照ノ富士に続き、3例目となる。

 八角理事長は「努力した結果だ」とたたえた。師匠の音羽山親方(元横綱・鶴竜)も「集中して今場所は相撲が取れていた」と弟子を褒めた。

編集部おすすめ