大相撲春場所千秋楽(22日、エディオンアリーナ大阪)

 十両・尊富士(伊勢ケ浜)が執念で勝ち越しを決めた。立ち合いから同・出羽ノ龍(出羽海)の左を差した。

はたいて、前に出てもろ差しを許すも勢いを止めずに小手投げ。マゲをつかんだのではないかと物言いがついたが軍配は変わらず「ずっと攻めてはいた」と振り返った。

 今場所は4日目から4連敗するなど一時2勝5敗。「前半が良くなかった」と反省したが、持ち直した。青森出身者は1883年5月場所から142年以上、一度も途切れることなく幕内に在位し続けている記録がある。現在は青森出身は兄弟子の錦富士のみと記録が途絶える危機に直面している。「錦富士関に負担をかけてしまっている。青森の記録を続けないといけないことは考えないようにして土俵に上がっているが心のどこかにある」。まずは幕内復帰を目指し、奮闘を続ける。

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