春の高校駅伝日本一決定戦と呼ばれる伊那駅伝が22日、長野・伊那市陸上競技場発着で男子は6区間42・195キロ、女子は5区間21・0975キロで開催。1、2年生の新チームで争われた。

 男子は昨年12月の全国高校駅伝で18位だった宮崎・小林が2時間7分59秒で今大会初優勝を飾った。1991年東京世界陸上男子マラソン金メダルの谷口浩美さんらを輩出した名門の小林は全国高校駅伝で7回(歴代4位)の優勝を誇るが、最後の優勝は谷口さんがエース区間の1区を走った1978年が最後。この日、アンカーとして春の日本一のゴールテープを切った主将の谷山凌太(2年)は「今年の目標は全国高校駅伝の優勝です。『小林』という名前に誇りを持っていますが、全国高校駅伝で優勝したのは48年も前のことなので、挑戦者という気持ちで優勝を目指します」と熱く、かつ冷静に話した。

 上原将平監督(34)も小林高出身。「小林である以上、常に優勝を目指しています。ただ、宮崎県内には宮崎日大という強いチームがあるので、まずは県大会で勝つことが大事になります」と表情を引き締めて話した。古豪の小林の復活は、高校駅伝界をさらに盛り上げることになる。

 男子の2位は2時間8分38秒で埼玉栄、3位は2時間9分26秒で東京・拓大一だった。

 女子は昨年12月の全国高校駅伝で連覇した地元の長野東が1時間9分33秒で今大会も連覇を果たした。全国レベルの駅伝で圧巻の4連勝。今年12月の全国高校駅伝では大会3連覇、全国5連勝を目指す。

 女子の2位は1時間10分1秒で宮城・仙台育英、3位は1時間10分50秒で大阪薫英女学院だった。

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