大相撲春場所千秋楽(22日、エディオンアリーナ大阪)

 第63代横綱のしこ名を継承したモンゴル出身で西序二段8枚目・旭富士(伊勢ケ浜)が、元十両で西序二段100枚目・木竜皇(立浪)との7戦全勝同士の優勝決定戦を制した。

 立ち合いで左の上手を取りにいき、切れ味抜群の上手投げで仕留めた。

先場所の序ノ口に続く各段優勝に「うれしいです」と笑顔を見せたが、決定戦を含む今場所の8番を通じ「全然前に出てない。これからも前に出る相撲を勉強して頑張ります」と内容には反省しきりだった。

 旭富士は神奈川・旭丘高から21年春に伊勢ケ浜部屋に入門。原則1部屋1人の外国出身力士枠との兼ね合いでデビューが遅れていたが、4年半の研修期間を経て、入門当時の師匠で現宮城野親方(元横綱・旭富士)からしこ名を継承し、昨年11月の九州場所の前相撲で初土俵を踏んだ。先場所の序ノ口デビューから14連勝。優勝決定戦も2戦2勝となっている。

 来場所は三段目に昇進する。23歳は「番付が1枚でも上がるように努力したい」と意気込んだ。

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