◆Sareee「Sareee‐ISM ~Chapter X~」(22日、横浜武道館)

 プロレス界の“太陽神”Sareeeが22日、横浜武道館でデビュー15周年記念大会「Sareee‐ISM ~Chapter X~」を開催した。

 第4試合の6人タッグマッチで昨年12月にスターダムで再デビューしたフワちゃんが神取忍、堀田祐美子とトリオを結成し暁千華、ジャガー横田、井上貴子と対戦した。

 フワちゃんは今大会の参戦決定時にSareeeとの関係を「さかのぼること1年前。プロレスに挑戦したいとぼんやり考えはじめてたころ、いろいろあったもんで、情報の漏えいにビビリまくっていた私はプロレスの練習を始めたいけど、言ったらみんなにバレるかもという状況にがんじがらめになり、海外の誰も私のことを知らない道場に乗り込んで練習をするという極論に出ます。そんな状況の中で唯一、日本で誰にも言わずこっそり練習を見ていただいていたのがSareeeさんと伊藤(薫)さんでした。当時はとにかく誰にもバレないように私のLINEの名前をFに変えてくれたり、中国でやる試合にマスクをかぶって出そうとしてくれたり、なつぽいさんとバッタリ会った時もこれには触れないよって顔をして乗り切ってくれたり、毎日いろんな工夫をしながら内緒で練習を見ていただいたSareeeさんには感謝しかありません。そんな恩人のSareeeさんが15周年を迎えて横浜武道館というすばらしい会場で自主興行をするとのこと。ここに乗り込まないバカがいるかよ。プロレスのご恩は、プロレスで返させていただきます」と決意を明かしていた。

 デビュー以来、初のレジェンドとのタッグ、さらに対戦となったフワちゃんは先陣を切り暁へドロップキックで先制。さらに張り手合戦を展開もタックルでダウンを奪われた。ここで神取が救出し堀田にタッチした。

 さらに暁と再びマッチアップとなりエルボー―合戦から卍固めを極めたがブレーンバスターを浴びる。逆にブレーンバスターをさく裂もラリアットで倒れた。

ここから6人が入り乱れる展開となり、ジャガーへヒップアタック、場外でダイブも相打ちとなった。

 リングへ戻りジャガーを丸め込み懸命にフォールを狙うも蹴りを食らいピンチ。さらにジャガーの卍固めで窮地に陥った。懸命に耐えたが最後はギブアップし敗れた。

 試合後はジャガーに抱きしめられ涙も暁に握手を求めるも顔面を張られ激高した。逆襲に出たが神取と堀田に止められ悔しさいっぱいのレジェンドとの初対決となった。バックステージでフワちゃんは、大会前に神取と会食した際に「にんにく」を食べることを強制されたことを明かし「にんにく食べろっていうから食べ過ぎでおなかいっぱいで」と敗因のひとつだったことを告白した。さらに初めてのレジェンドとの遭遇に「本物のプロレスを吸収できる絶好の機会だった」と感動。母親が観戦していたことを明かしたが「お母さんはジャガー横田さんのファンで」と笑わせながら「お母さん世代を含めみんなが喜ぶ試合ができた絶好の機会だなと思いました」とかみしめた。一方で自身が得意技でもある卍固めで敗れたことに「悔しい思いをもって怒りの気持ちを忘れずにいつかジャガーさんを倒すんだという気持ちを持って精進します」と誓った。

 さらに試合後、張り手を浴びせた暁へ「許せないですね。あんな仕打ちみじめでした。

日本中、どこでも探して私が最後入れて終わるからな。暁千夏、待ってろよ」とリベンジを突きつけた。タッグを組んだ神取は、トレーニングからフワちゃんを見て「合格点ギリギリかな」と評価した。堀田も「センスがある。頼もしいなと思っています」と同じく合格点を与え「一番は気持ちです」とエールを送った。

 

 一方、勝利したジャガーはフワちゃんについて「覚えがいいんじゃないかな。受け身が取れている。勝ち気がある。粗削りだけど器用な子なんで楽しみじゃないですか」と評価した。今後の成長に必要なことを「器用な子は意外ときれいすぎて戦ったように見えない。戦う姿勢を絶対に忘れなければ」とアドバイスを送っていた。

 

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