◆ドイツ・ブンデスリーガ第27節(21日) ケルン3(2―2、1―1)3ボルシアMG 点【ケ】エル・マラ、アヘ、マルテル【ボ】カストロップ2、サンダー

 【ケルン(ドイツ)21日=金川誉】ボルシアMGのFW町野修斗(26)は、ケルン戦に後半43分より途中出場した。しかしわずかな出場時間で得点はなく、試合は3―3の引き分け。

イングランド(3月31日)、スコットランド(同28日、現地時間)と対戦する日本代表の英国遠征メンバーに選出された町野だが、26年はクラブで先発わずか1試合のみ。もがくストライカーの姿を、日本代表担当の金川誉記者が「見た」。

 計10枚のイエローカード、1人の退場者を出した激闘に、町野は7分間しか時間を与えられなかった。ドイツ内で最も熱い一戦と言われるケルンとのラインダービー。見せ場はゴール前でロングボールに競り勝った場面のみで、不完全燃焼に。「もう少し出たかった」と悔しさをにじませた。

 今季加入したボルシアMGでは3得点。監督交代の影響も受け、26年は12試合1得点で先発は1試合のみ。196センチFWタバコビッチ(11得点)を軸に据えたチームで、レギュラーをつかめずにいる。

 現状を「僕自身は陽気なキャラというか、どんな時でも仲間にエネルギーを与える立場だと思っています。でも先発で出た時、いいプレーができていない。僕が10点取っていれば、絶対に(先発で)使われている」と語る町野。

左右両足のシュートなどを持つ万能型FWで、昨季はキールで11ゴール。ただ高さのようにわかりやすい武器はなく、ボルシアMGではまだ信頼を勝ち取れていない。

 しかし日本代表は、その万能性が生かされる場所。1トップだけでなく、南野、久保らケガ人が多いシャドーでの起用もある。新戦力FW塩貝が初招集され、競争が激化する英国遠征。22年カタールW杯はメンバー入りしたが、出場なしに終わったストライカーは「日本代表では違う戦術、違う選手とプレーするので、何もかも違う。全力で自分のできることをやりたい」と、浮上のきっかけにすることを誓っていた。

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