全国高校選抜ラグビー大会が24日から埼玉県熊谷市で行われ、聖光学院が11年ぶりに出場する。2月の東海大会3位決定戦で東海大静岡翔洋を下しての切符。

CTB阪脇鉄平主将(2年)を中心に、「東海地区の代表」として、25日の石見智翠館(島根)との1回戦へ全力を尽くす。

 1回戦で当たる石見智翠館は大型の選手が多く、フィジカルが強い。隣の組には流通経大柏(千葉)と東海大大阪仰星がおり、「厳しいグループです」と聖光・細野太郎監督(43)。まずは目の前の相手。練習で低いタックルを繰り返した阪脇主将は「東海の代表として他県の分まで頑張らないと」と気を引き締めた。

 重圧をはねのけた。2月の県新人戦決勝は翔洋を74―0と圧倒。花園切符を懸けた秋の県決勝で、13―21で敗れた雪辱を果たした。そして東海大会はともに準決勝で敗れ、3位決定戦で再戦。周囲から「勝って当然」と思われて「プレッシャーが大きかった」と主将は振り返る。

 翔洋の気迫も強く、前半は0―0。それでも後半開始早々にフランカー染川昇利がトライ。

FB西野凌牙(ともに2年)がコンバージョンキックを決めると、反撃を5点に抑えて7―5で勝ち切った。

 初出場した15年は予選リーグがあり、1勝2敗だった。11年ぶりの白星へ、指揮官は「ディフェンスを粘り強く」と戦いをイメージ。主将も「スピードを生かして一戦必勝で」と宣言。持ち味の展開ラグビーで強敵に挑む。(里見 祐司)

編集部おすすめ