サッカー女子アジア杯で、2大会ぶりの優勝を果たしたなでしこジャパンのニルス・ニールセン監督は23日、都内で行われた優勝報告会見に出席した。ニールセン監督は「選手たちは素晴らしいタレント性、チームスポーツの良さを見せてくれた。

少しずつ小さなターゲットをクリアしつつ、大きいターゲットにということで、しっかり大きいターゲットのアジア杯制覇を出来た」と総括した。

 今大会は攻守で圧倒した。1次リーグ第2戦のインド戦で衝撃の11得点を記録するなど、大会を通じて攻撃陣が活性化し、大会6試合で29得点を獲得。失点も準決勝の韓国戦で許した1点のみだった。指揮官が就任時に掲げた攻守に主導権を握るサッカーを体現し続けた大会となった。

 決勝のオーストラリア戦(1〇0)では、開催国なこともあり、約7万5000人の大観衆が地元チームを応援する大アウェー状態。試合終盤は相手の攻撃に押され、苦しい時間帯が続いたが、選手はボール際で体を張り続け、無失点に抑えた。指揮官は「自分たちは今、正しい道に進んでいる」と強調すると「決勝は難しいゲームで、自分たちのやりたいことを出来ない時間があった。W杯を考えると、自分たちの良さを出せない相手が出てくる。自分たちの流れじゃない時に、どう流れを引き寄せるかが大事になる」と、来年6月にブラジルで開幕するW杯を見据えた。

編集部おすすめ