◆センバツ第5日 ▽1回戦 英明5―3高川学園(23日・甲子園

 高川学園の若藤芽空(わかとう・ひそか)遊撃手(3年)はスタンドに駆けつけた4人の兄に勝利を届けられず、「初めて全員が来てくれていたので、悔しいです」と語った。

 全員が高校球児の5人兄弟。

長男の嶺音(はいね)さん、次男の來歩(ふゆう)さん、三男の季柊(かしゅう)さん、四男の遊弥(くぐみ)さんは岡山理大付でプレーした。いずれも甲子園出場はならなかったが、五男の自身が夢をかなえている。昨年夏も1番打者として出場。2試合連続2安打の活躍を見せたが、全員そろっての観戦は実現できなかった。この日が初めての聖地集結。22日にSNSの家族のグループに「あしたは応援よろしく!」とメッセージを送って臨んでいた。

 昨年秋は2番。春は「こだわりが強い」という1番に戻った。4打数無安打で「力不足です。ノーヒットで何もできなくて、(投手の)木下に迷惑をかけてしまった」と悔いを残したが、夏の甲子園で兄たちに勝利を届けることを誓った。

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