サッカー女子アジア杯で、2大会ぶり3度目の優勝を果たしたなでしこジャパンのニルス・ニールセン監督は23日、都内で行われた優勝報告会見に出席した。会見で、ニールセン監督はなでしこジャパンの優勝に対する報道について言及した。

 今大会のなでしこジャパンは攻守で相手を圧倒し続け、アジアでの強さを証明。開催国のオーストラリアとの決勝には約7万5000人の大観衆が集い、熱狂的な雰囲気の中で試合が行われた。一方で、日本国内ではスポーツ専門の映像配信チャンネル「DAZN」による放映のみで、テレビでの中継はなし。海外メディアから「残念ながら日本ではテレビの放映はなかった。あと、あまりなでしこの優勝が大きいニュースになっていないような気がする。監督はどういう考えを持っているか」と、質問が飛んだ。

 ニールセン監督は「もちろんオーストラリアに来てくれたメディアもいるし、日本からサポートしてくれたメディアの方々も多くいる」と前置きしつつ、「最善を尽くそうとはしてくれているし、自分たちも最大限この魅力あるものを届けたいと思っているが、欧州と比べると日本では他のスポーツも非常に人気があってどうしても競争がある」と回答。他競技との兼ね合いがあると理解を示した。

 その上で「もう少しメディアの注目を集めるために、より魅力的なサッカーをしないといけない。どうしても、オーストラリアと比べて女子サッカーの人気がまだというのはあるが、メディアの方々と一緒になって、これからもより魅力ある女子サッカーを伝えて行ければ」と話した。

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