23日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、大阪市中心部に22日、若い雄のシカ1頭が現れ、市側は餌付けをしないよう呼びかけ。約30キロ離れた奈良公園から来たのではないかという説もあることを報じた。

 コメンテーターで出演のCBC特別解説委員の石塚元章氏は「奈良のシカって特別に『奈良のシカ』として天然記念物になっているから、奈良公園を出てきちゃうと、ただの野生のシカなんで…」とまずコメント。

 「でも、奈良のシカってことになれば、神聖なるシカであることはみんなが分かっているという非常に複雑な立場ですよね」と続けると「奈良の公園に戻せばいいじゃないかっていうのが一番ありそうな考え方だけど、戻すためには捕獲しなきゃいけない。そういうことをやっていいのか、強制的に連れ帰っていいのかとかハードルが全部ある」と指摘。

 「もっと、ベースを言うと、奈良公園のキャパが超えちゃってて、言ってみれば、キャパに入り切れなくて追い出されたシカじゃないか?という話もある。そうすると戻すのが本当に幸せなのかどうか。かと言って、ここにいるといいのかって問題もあるんで」と続けた。

 さらに「そもそも奈良公園のシカをどうするのよ?って話があって。観光客が来て、どんどんエサを食べさせるから増えるんだって指摘があって。一方で鹿せんべいなら(餌付け)OKとなってる。江戸時代からある伝統ある鹿せんべいだけど、冷静に考えると、すごく矛盾してる。こっちのエサならいいけど、こっちのエサはダメよって。どんどん増えてる奈良公園のシカ含めいろんな問題をはらんでると思います」と問題提起していた。

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