元日本フェザー級王者の松本圭佑(26)=大橋=が、5月12日に東京・後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル156」で1年7か月ぶりの復帰戦に臨むことが23日、発表された。優勝賞金1000万円を懸けた「フェニックスバトル スーパーフェザー級1000万円トーナメント」準々決勝で、日本同級8位・龍王(28)=角海老宝石=と対戦する。

 松本は昨年3月に予定されていた日本王座の5度目の防衛戦で前日計量を行えず、1年間のライセンス停止処分を受けた。規定により1階級上げて、24年10月の中川公弘(ワタナベ)戦(2回KO勝ち)以来の復帰戦に臨む。

 この日、都内で会見した松本は「謹慎を受けた身にも関わらず、このような会見の場を用意していただけて恐縮な思いとありがたい気持ちでいっぱいです。すごくたくさんの方々に支えていただいたり『待ってるよ』『応援してるよ』と声をかけていただいた。感謝の思いを胸に、信用を取り戻していけるよう、リングで勝って恩返しできるよう頑張っていきたいと思います」と感謝の気持ちを述べた。

 昨年9月から約1か月間、単身で渡米し合宿を敢行。週3回のペースでスパーリングを積んだ。「この1年、コンスタントに実戦練習を積むことができた。自分自身と向き合って、完成されたものを作り上げる作業に取り組んでいた」とスーパーフェザー級での復帰戦に向けてトレーニングを重ねてきたという。

 対する龍王は、2月のトーナメント1回戦で岩崎一輝(勝輝)を6回TKOで下して勢いに乗る。この試合をリングサイドで視察した松本は「ジャブがすごく上手で、すごく好戦的なタイプ。どんどん手数も増えていって、エンジンがかかるイメージがあった」と印象を語った。

試合後には龍王がリング上で松本を挑発する場面もあった。「あまり目の前で名前を挙げられたりする経験がなかったので、どういうリアクションをしたらいいのかちょっと難しかった」と苦笑しながらも「まずは体調を管理して自分を作り上げて、龍王選手が好戦的にくると思うので、しっかり迎え撃ちたい」とコメント。「復帰戦で注目度の高いトーナメントに参戦させていただけることに感謝している。強豪ぞろいなので、一戦一戦気を抜かずに集中して、しっかり優勝はしたいなと思っています」と宣言した。

 松本は、父で元東洋太平洋・日本フェザー級王者の松本好二トレーナーとの二人三脚でU―15全国大会で5連覇するなど、プロデビュー前からフジテレビ系「ミライ☆モンスター」でもたびたび取り上げられた人気選手。プロ戦績は12戦全勝(8KO)。

 興行の全対戦カードは以下の通り。

 ▽日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦王者・池側純(角海老宝石=9勝3KO1敗3分け)―同級11位・大嶋剣心(KOD=9勝5KO4敗1分け)

 ▽スーパーフェザー級1000万円トーナメント8回戦

松本圭佑(大橋=12全勝8KO)―日本同級8位・龍王(角海老宝石=12勝7KO3敗1分け)

 ▽スーパーフェザー級1000万円トーナメント8回戦

日本同級5位・渡辺海(ライオンズ=16勝10KO3敗1分け)―日本同級14位・英豪(KOD=6勝2KO1敗)

 ▽スーパーフェザー級1000万円トーナメント8回戦

日本同級9位・福井貫太(石田=14勝8KO7敗1分け)―日本同級4位・木谷陸(KG大和=10勝5KO3敗)

 ▽ミニマム級6回戦

所龍太(DANGAN=1勝1KO)―ジョン・ドミニク・レドレス(フィリピン=4勝2KO2敗)

 ▽スーパーバンタム級4回戦

松本龍也(協栄=3勝2敗1分け)―今藤悠開(DANGAN郡山=2敗)

編集部おすすめ