世界的有名な浮世絵師・葛飾北斎の専門ミュージアム「すみだ北斎美術館」の総入館者数が22日に150万人となり、東京・墨田区にある同館で記念セレモニーが行われた。北斎生誕の地に2016年11月22日に開館、今年10周年を迎えるメモリアルイヤーでの達成で、式典には山本享区長らも出席した。

 150万人目の来館者となったのは、埼玉県草加市在住の高校2年生、南和歌菜さん(17)。「将来は美術教員を目指して美術に興味があるので、今日初めて訪れました。すごいびっくりしました」と戸惑いながらも笑顔。父・知宏さん、母・祐子さんとともに、墨田区文化振興財団の澁谷哲一理事長の発声でくす玉を割り、大久保純一館長から年間パスポートやグッズなどがプレゼントされた。

 山本区長からも「150万人目のお客様として、すみだ北斎美術館に、そして墨田区に、ようこそお越しくださいました。誠におめでとうございます」とお祝いメッセージ。さらに「今年は、3月31日に江戸東京博物館がリニューアルオープンし、さらには当館の10周年、北斎が晩年過ごした長野県小布施町との友好協定締結30周年とますます楽しみな墨田区。さらに皆さんに楽しんでいただける美術館となることを祈念いたします」とスピーチした。

 現在、すみだ北斎美術館では開館10周年の企画展第1弾として「ひらけ、絵手本!『北斎漫画』エトセトラ」を開催中(~5月24日まで)。高まる北斎人気は海外にも広がっており、外国人訪日客では特にフランスからが多く見られるという。今後も来館者はさらに増えていきそうだ。

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