女優の佳那晃子(かな・あきこ、本名・関田祐子=せきた・ゆうこ)さんが21日午前2時19分、尿路感染症のため静岡・東伊豆町の病院で死去した。70歳だった。

23日、元所属事務所がスポーツ報知の取材に認めた。東京都出身。親族で密葬する。喪主は夫の放送作家・源高志(本名・関田俊=せきた・たかし)さん

 佳那さんは1974年、17歳で映画「襤褸(らんる)の旗」でデビュー。80年に公開された主演映画「ザ・ウーマン」では、大胆なヌードを披露するなど注目を浴びた。その後も「魔界転生」(81年)や「陽暉楼」(83年)などに出演し、妖艶さと力強さを兼ね備えた演技で存在感を発揮。テレビドラマでもTBS系「金曜日の妻たちへ」シリーズに出演するなど、名バイプレーヤーとして活躍した。

 プライベートでは、90年に源さんと結婚。同年に源さんが事業に失敗し、一時は3億円の借金を報じられ、月7万円で生活したこともありながらも、「人生に1度くらい落とし穴があった、ということでしょう」と献身的にサポート。その後、拠点を伊豆半島に移した。2005年に腎臓疾患群の一種であるネフローゼ症候群を発症。懸命な治療の結果、4年半の年月を経て復帰したが、13年にくも膜下出血をわずらい、約13年間闘病していた。

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