「第7回大島渚賞」授賞式が23日、東京・丸ビルホールで行われ、映画「ルノワール」の早川千絵監督が出席した。

 早川監督は大島監督の代表作のひとつ「戦場のメリークリスマス」を中学時代にテレビ放送で見たときの衝撃について語った。

「忘れられない1本。ストーリーが理解できなかったのに見終わったとき、涙がボロボロ流れていた」と振り返り、「すべて理解できなくても、不意に人の心を揺さぶり、つかみ、感動させる。映画というのは、そういう不思議な力を持つものなのだ、ということを初めて知った強烈な体験でした」と運命を変えた“恩人”に感謝した。

 さらに「慢心せず、全力で映画を作り続けるために前進せよ、とカツを入れていただいた。大島渚監督の闘う精神、自由な精神を少しでも引き継いでいけたら。自分が本当に撮りたいと思う映画を、魂を込めて撮っていきたい」と思いを新たにしていた。

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