◆米大リーグオープン戦 エンゼルス5―13ドジャース(22日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 ドジャースのD・ロバーツ監督(53)は22日(日本時間23日)、開幕からの先発投手を発表し、佐々木朗希投手(24)が4戦目の30日(同31日)の本拠地・ガーディアンズ戦、大谷翔平投手(31)が5戦目の31日(同4月1日)の同カードに入った。続く1日(同2日)の6戦目には開幕投手を務める山本由伸投手(27)が中5日で回る見込みで、史上初めて日本人投手が3試合連続で先発する可能性が高くなった。

 ドジャースのワールドシリーズ(WS)への命運は日本人トリオに託されたと言っても過言ではない。ロバーツ監督は、すでに26日(日本時間27日)の本拠地・Dバックス戦で山本に開幕投手を託すことを発表していたが、開幕4戦目を朗希、5戦目を大谷に託すことを発表。ローテにはシーハン、グラスノーも入ったが、5人中3人が日本人となった。

 さらに2カード目の本拠地・ガーディアンズ3連戦では、最終戦に中5日で山本を起用することが濃厚。山本の登板は開幕戦後の状態を見て正式決定することになるが、朗希―大谷―山本と日本人トリオが3試合連続で先発することが有力になった。同一チームで日本人投手が3試合連続で先発すれば史上初。昨季は開幕8連勝で勢いに乗って頂点まで突っ走った。今季も日本人トリオの力でスタートダッシュを成功させたい。

 昨季、チームで唯一ローテを守って12勝を挙げ、WSでMVPにも輝いた山本への信頼は絶大。首脳陣は、スネルが出遅れているため、山本を中5日で優先して回す青写真を描いている。大谷もWBCもあってオープン戦では1登板のみだが、18日の登板では5回途中1安打無失点と快投。この日は試合前にブルペンで36球を投げた。

開幕からローテ入りするのは23年以来3年ぶり。二刀流での本領発揮へ、24日(同25日)のオープン戦最終戦となる本拠地・エンゼルス戦で登板し、最終調整する。

 不安を残しているのは朗希。ここまで3試合に登板したが、防御率13・50と苦しんでいる。それでも、内容や将来性を加味してのローテ入り。この日、山本と朗希はドジャースタジアムで別メニュー調整をして登板に備えた。朗希は開幕前最終登板となる23日(同24日)のエンゼルス戦で弾みをつける投球が期待される。

 開幕が近づき、ロバーツ監督は「現在のメンバーには非常に満足している」と自信をのぞかせた。日本人トリオの活躍が、WS3連覇につながっていく。(安藤 宏太)

 ◆日本人投手の3戦連続先発 これまで日本人投手が同一チームに3人以上所属した例は、25年からのドジャース以外には、01年エクスポズ(伊良部、吉井、大家)、03年ドジャース(野茂、石井、木田)、09年Rソックス(松坂、岡島、田沢、斎藤)、11年Rソックス(松坂、岡島、田沢)の例があるが、1シーズンに3投手が先発したのは01年エクスポズと03年ドジャースのみ。3戦連続日本人先発はない。最も近づいたのは03年ドジャースで、9月25日に野茂、26日に石井が先発。

27日はダブルヘッダーの第1試合にジャクソン、第2試合に木田が先発したため、3日連続での日本人先発はあるが、3戦連続はない。

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